ディズニークルーズライン西カリブ航路7泊の旅7日目です。
8日目は下船するだけなので実質最終日であり、ディズニーのプライベートアイランド『キャスタウェイ・ケイ』寄港日です。
最初に言っておくと、
キャスタウェイ・ケイには上陸できていません。
というわけで今回はキャスタウェイ・ケイに上陸できなかった場合のグリーティングのお話しです。
ディズニークルーズのゲストしか行けない夢の島『キャスタウェイ・ケイ』
最初にキャスタウェイ・ケイとは何ぞや、という話をしますと、バハマにあるディズニーのプライベートアイランドです。
ちゃんとグーグルマップにも載ってます。
(GoogleMapから抜粋)
キャスタウェイ・ケイは簡単に行ける場所ではありません。
関係者ではない一般人の場合、この島に行く方法はただ一つ。
ディズニークルーズのバハマ航路またはカリブ海航路に乗船することです。
テーマパークならチケットを買ってその場所に行けば、あとは好きなエリアに行けばいいですが、キャスタウェイ・ケイに関してはクルーズに乗って決められた日、決められた時間にしか訪れることはできません。
(私の場合は7日目でしたが、航路によっては2回寄港することもあります)
ディズニークルーズにはバハマやカリブ海以外にもアラスカや北欧、地中海等、さまざまな航路が用意されていて、それぞれ違った魅力があります。
しかし基本的に年中就航しているのはバハマとカリブ海航路です。
ディズニーワールドに近く、専用ターミナルがあるポート・カナベラルから出航するという「ディズニーのお膝元」感が強い航路ということもあるでしょうが、『キャスタウェイ・ケイ』がディズニークルーズの代表的なコンテンツとして設定されている表れなのだと思います。
世界中にいろいろなディズニーパークがありますが、やっぱり限られた時間にしか行くことができない場所だから、いちディズニーファンとしてキャスタウェイ・ケイに行くということはとても特別な体験だと感じていたし、初めてのディズニークルーズの実質最終日に行きつく場所ということもあってとても楽しみにしていた寄港地でした。
『キャスタウェイ・ケイ』に寄港できない!
寄港できないとき、船内ではなにが起きている?
さて6日間の船旅を経て、キャスタウェイ・ケイへの期待感は高まるばかりです。
というか前日の船の揺れに疲れてるので早く陸に行きたいです。(本音)
前日にグロッキー状態だった友達も元気になったので、早起きしてキャスタウェイ・ケイ上陸に備えます。
水着も着てうっきうきで部屋を出て、下船口がどこか確認するためにひとまずアトリウムへ向かいます。
最初に感じた違和感
この時点で感じていた違和感が2つ。
①もうすぐ下船時間のはずなのに船が動いている
②アトリウムの近くのエレベーターに下船場所を示す看板がない
朝起きた時点で船が動いているのは他の日でもあったのですが、さすがに下船時間直前に船が止まっていないのはおかしいですよね。
これまで寄港日にはどこから下船すればいいかがわかるようにアトリウムの近くのエレベーター前に看板があったのですが、これもありませんでした。
※港によって直接下船できる場合とテンダーボートを使う場合があるので、寄港地によって下船場所が変わります。
追い打ちをかける船内放送
さらに追い打ちをかけるのは船内放送です。
クルーズディレクターによる早口すぎる英語ですが、なんとなく「風が強くてまだキャスタウェイ・ケイに寄港できないよ!もう一回チャレンジしてみるからもうちょっと待っててね!」的なニュアンスは聞き取れます。
この間手持ち無沙汰だったので、6日目に一緒にティモンを追いかけた日本人ゲストとアトリウムでお喋りしていたのですが、(この方々は2回目の乗船らしく、前回の乗船で行ったキャスタウェイ・ケイのおすすめスポットも教えてもらいました♪)特に日本人ゲストは浮き輪まで持って準備万端な人もいるくらいで、いかにみんながこの日を楽しみにしていたかがよくわかりました。
それだけに、この時点ではまだ寄港できないとは確定していないものの、とても不安に思っていたことを今もよく覚えています。
ハリケーンシーズンは寄港できないリスクがある
そもそも、キャスタウェイ・ケイに寄港できないということは乗船するまで想像すらしていなかったのですが、実際確率的にはどうなのでしょうか。
もちろん初乗船なのでわかりませんが、船内で何度か話をしたアメリカ在住の日本人家族の方いわく、毎回9月頃のクルーズに参加しているけどキャスタウェイ・ケイに行けたことの方が少ない、とのことでした。
ファンタジー号の揺れについての記事でも書きましたが、ハリケーンシーズンのクルーズにはリスクが伴います。
他のシーズンより安かったり、日本人は夏休みシーズンなので長期航路にも参加しやすいというメリットはありますが、私のように船の揺れがすごかったり目当ての寄港地に寄港できなかったりするリスクがあります。
タイミングによってはクルーズ自体がキャンセルになることもあるそうです。
もちろん運がよければ何も問題なくクルーズを満喫できることもあると思いますが、安さや休みやすさをとるか、より確実にクルーズを楽しむことをとるかは、よく考えて乗船時期を決めることをおすすめします。
とりあえず船内でキャスタウェイ・ケイコスのグリーティング開始
キャスタウェイ・ケイへの寄港の望みはまだ残されていますが、手持無沙汰なまま何時間も放置されるわけではなく、もともとキャスタウェイ・ケイで予定されていたグリーティングが船内のアトリウムやプレリュードで行われることになりました。
時間もナビゲーターに記載されていたとおりで、場所だけ船内に置き換わる感じです。
アトリウムのデイジーグリからスタート
船内グリはアトリウムでのデイジーグリからスタートです。
上陸はできていなくても衣装はキャスタウェイ・ケイ仕様です。
パールやヒトデ、ホタテの模様がおしゃれ。
島に行く気満々の恰好なので、室内だけどそれなりにリゾート感は出ます。笑
ちなみにこの日のアトリウムは冷房がガンガンに効いてたのでめっちゃ寒かったです。パーカー着てたのでなんとか耐えられました。羽織り大事。
おさかな水着のチップ&デール
つづいてチップ&デールとグリーティング。
水着のズボン部分にカラフルなお魚がたくさん描いてあってかわいい!
キャスタウェイ・ケイに上陸できるのかできないのかわからなくて、もやもやしているゲストの気持ちを吹き飛ばすかのように、いつもと変わらずノリノリにポージング。
上陸の知らせを待っているだけだと不安ですが、やっぱりキャラと写真を撮ったり遊んだりすると一気に楽しい気持ちになれるのでグリーティングは偉大です。
クルーズでは特にいつも二人で仲良くわちゃわちゃしているチップ&デールが本当に大好きになります。
プレリュードでのジャック・スパロウグリ
一旦アトリウムを離れて、パイレーツナイトに会えなかったジャック・スパロウとのグリーティングのためにプレリュードへ。
背景もパイレーツ・オブ・カリビアン仕様です。
直前のチップ&デールとは打って変わって、あまり乗り気じゃなさそう(笑)な態度も飄々としたジャックらしくて楽しかったです(*´ω`)
アクセサリーをしてると、「それよこせ(意訳)」と要求されます。笑
アトリウムに戻ってグーフィーグリ
アトリウムに戻って、今度はグーフィーとグリーティング!
グーフィーだけなぜか腹チラスタイルです(‘ω’)
写真は撮れなかったのですが、この衣装、背中に「GOOFIN」と書かれているのがすごい好き。
(背中撮らせてってお願いすればよかった。。)
お待ちかねのミッキーグリ
ミッキーとはアトリウムの階段下でグリーティング。
ミッキーのシャツにはタコやハリセンボンが描いてあります。
キャラによって衣装に描かれているモチーフが異なりますが、どうやって決めてるんでしょうね。
うぅ、本当ならキャスタウェイ・ケイのRustmoreでミッキー達のボールみたいなやつをバックにして青空のもと写真を撮っていたはずなのに……!!
そんなことを頭をよぎりつつも、やっぱりグリーティングの間は楽しさのあまり忘れてしまいます。
ミッキーマウスってすごい。
デイジーとの衣装の共通点も多いミニーちゃん
ミッキーとグリーティングしたら、今度はミニーちゃんです。
ミニーの衣装はタツノオトシゴデザインで、水着のショートパンツの裾がちょっとだけ見えておしゃれ。
キャスタウェイ・ケイの衣装はみんな青・赤・黄色がメインカラーですが、みんな少しずつ色の割合が違うので印象が全然違っておもしろいです。
ミニーとデイジーは二人とも青メインだったり、ミニーの靴とデイジーの帽子にヒトデがあったりデザインに共通点があってかわいい(*´ω`)
キャスタウェイ・ケイに寄港できなくてもグリーティングは楽しめる!
今回は本当に残念ながら、キャスタウェイ・ケイに寄港することはできませんでした。
ちなみに、ミニーのグリーティングが終わったあたりで正式に寄港断念のアナウンスがあり、終日洋上日に変更になりました。
事前にリサーチしていればいるほど、残念に思うことはたくさんあります。
キャスタウェイ・ケイの素晴らしい景色をバックに写真を撮れないことや、素敵なビーチに行けなかったり予定していたアクティビティに参加できないこと、キャスタウェイ・ケイ限定のショッピングができないこと等、挙げればきりがありませんが、キャラクター達はいつもと変わらず楽しくグリーティングしてくれます。
ゲストもキャラクターも水着やそれに近しい服装なので、ビーチに行けないことはとても残念なのですが、実際に寄港してグリーティングするとそれなりの移動距離があります。
それが船内なら基本的にアトリウムとプレリュードだけでグリーティングが行なわれるので、ほとんど移動せずに効率的にグリーティングできるし、なによりグリーティング中はビーチだろうと船内だろうと楽しいことに変わりはありません。
私がキャスタウェイ・ケイに行ったことがないというのもありますが、個人的には寄港できなくてもグリーティングはとても楽しかったです!
だけどいつか、一度でいいからキャスタウェイ・ケイには行ってみたいですね。
ちなみに、キャスウェイ・ケイで予定されていたアクティビティのひとつ、5Kマラソンはデッキのジョギングコースで開催されてたので、メダルをもらうことはできるみたいです。
船内グリーティングの後半につづきます!