先日、アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ目当てに初めて和歌山に行ってまいりました。
2021年からアドベンチャーワールドのYouTubeチャンネルの動画をきっかけにパンダの魅力にドハマリしているのですが、この度ついに現地に行くことができました。
ということで初めての和歌山、初めてのジャイアントパンダ、久しぶりすぎる飛行機搭乗とテンションMAXだった和歌山旅行記をはじめます!
まずは旅行準備のお話から。
突然ハマったパンダ沼
最近はテレビ番組でも特集されることが多いのでご存知の方も増えているのではないかと思いますが、日本国内にいるジャイアントパンダ13頭のうち最多の7頭を飼育しているのが和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドです。
アドベンチャーワールド以外だと東京の上野動物園には父リーリー、母シンシン、2017年生まれのシャンシャン、2021年に生まれた双子のシャオシャオとレイレイの5頭、神戸の王子動物園にタンタンがいます。
このうち、上野のシャンシャンと神戸のタンタンは中国返還が決まっていますがコロナ禍の影響で返還延期が続いています。
アドベンチャーワールドのYouTubeチャンネルでは毎日赤ちゃんパンダの楓浜(ふうひん)の様子を配信していて、気づいたら来る日も来る日も飽きもせずに動画を見続けるようになり、家族や同僚にも布教する始末だったのですが、コロナ禍ということもありなかなか和歌山に行くことができませんでした。
しかし気づけば楓浜は1歳を迎えていつ独り立ちしてもおかしくなく、一緒に行くと言ってくれた母には大人のパンダには興味がないと言われてしまったため、意を決して私と母の誕生日も近い2月某日にアドベンチャーワールドに行くことを決めたのでした。
ちなみに旅行から帰ってきて数日後に独り立ちの時期が発表されたので、結果的に良いタイミングで現地に行くことができました。
まずは宿の予約
アドベンチャーワールドに行くことが決まったら、まずは宿の予約から。
白浜はパンダと温泉の街ということで、宿の条件として挙げたのは3つ。
①温泉に入れること
②一人あたり15,000円以内
③空港や駅、アドベンチャーワールドへのアクセスが良いこと
予約サイトでいろいろ調べた結果、「紀州・白浜温泉 むさし」に泊まることにしました。
むさしは専用露天風呂がある『和邸』という客室の評価が高くて有名なのですが、私達は離れにある『時鳥』というリーズナブルな客室を予約しました。
階段が多かったり海が見えなかったりしますが、朝晩の食事付きで一人1万円せずに泊まれて温泉にも入れたので大満足でした。
ちなみに階段が多いと言っても、チェックインのときにはスタッフの方が二人分のスーツケースを軽々と運んでくれたので、そこまで不便ではなかったです。
時鳥に泊まった際の宿泊記はこちら。
交通手段の決定と予約
つづいて交通手段の予約です。
東京から南紀白浜に行く場合、主なルートとして考えられるのは3通りです。
①新幹線で新大阪まで移動後、特急くろしおで白浜駅へ
②飛行機(ANA)で大阪まで移動後、特急くろしおで白浜駅へ
③飛行機(JAL)で南紀白浜空港へ
私の場合、基本的に新幹線より飛行機で行きたい派なので①は早々に候補から消えました。
一番シンプルなのはJAL便で南紀白浜空港に行くルートですが、JALマイルはあまり持っていないのでマイルが潤沢なANA便を使うつもりでいました。
ANAを使う場合、南紀白浜便がないので伊丹か関空まで飛行機で移動して、あとは電車で白浜まで移動するしかありません。
正直面倒くさいルートですが、特急くろしおはパンダラッピングされている『パンダくろしお号』もあるのでパンダを主目的とした旅としては悪くないな、と思っていました。
しかしよくよく調べてみると、新大阪から白浜までは2時間半ほどかかり、飛行機の時間も考えるとほとんどパンダ見れないやんけ!!という事実に気づきます。
せっかくならパンダ以外もいろいろ見たいと思っていたので、結局余裕を持って行動できるJAL便で白浜に向かうことになったのでした…。
なので宿もJALパックでとりなおしました。
旅行当日の行動をシミュレーションしておくと、私のように直前で慌てなくて済むと思います。
当日の行動プランを考える
宿泊先と交通手段を確保したら、当日の行動プランを考えます。
今回の旅行はパンダを見ることが主目的で、やりたいことはアドベンチャーワールドに行くことと旅館で温泉に入ることくらいです。
しかしアドベンチャーワールドのチケットは1日4,800円と、パンダを飼育している他の動物園の入園料が600円程度であることを考えると高額です。
さらにパンダが有名ではありますが、それ以外にも希少動物が多くいたりイルカショー等の動物のパフォーマンスが素敵だったり見どころはたくさんあるので、せっかく行くなら効率的にパークをまわれるように事前にある程度行動プランを立てておきました。
行動プランを立てるにあたっては、大きく分けて3つのステップが必要となります。
①目的地へのアクセスを調べる
まずはアドベンチャーワールドに何時から何時までいられるのかを把握する必要があるので、白浜への到着時間、駅や空港からホテルやパークへの交通手段と到着時間を調べましょう。
陸路にしても空路にしても、白浜に着いて以降の移動は基本的にバスかタクシーになるのでバスの時刻表をチェックしておくと予定を立てやすいです。
ちなみに私の場合は空港からホテルはバス、ホテルからパークはタクシー、パークからホテルはバスでの移動でした。
バスはICカードが使えなかったので、キャッシュレス派の人も現金は持っていきましょう。
②有料ツアーを検討する
アドベンチャーワールドには有料で体験できるツアーがたくさんあります。
今回の旅行で私はできるだけお金をかけないで楽しむ予定だったので利用しませんでしたが、動物への餌やり等、見るだけではなく動物と触れ合えるものも多いので興味のある方は検討してみるとさらに楽しめると思います。
③パークガイドでタイムスケジュールをチェック
アクセスのリサーチと有料ツアーの検討が終わったら、あとは当日どうやってパークを回るのかを考えていきます。
まずはアドベンチャーワールドの公式サイトで当日のスケジュールやパークマップをダウンロードしましょう。
パークマップからどんな動物がどこにいて各施設がどんな位置関係なのか、パンダの観覧時間やショーのスケジュールがどうなっているのかを確認します。
最初にやりたいこと・見たいものをリストアップして、優先度が高いものを確実に見れるようにスケジュールを組んでいきます。
私の場合はパンダ観覧が最優先、続いてイルカショーや海獣館、ケニア号でのサファリワールド観覧とアニマルアクションも見てみたい、という感じだったので以下のようにざっくり行動プランを決めました。
- 朝一で楓浜・良浜の観覧にブリーディングセンターへ
- ブリーディングセンターでの観覧後、姉パンダを見にパンダラブへ
- パンダ観覧後にイルカショー(マリンライブ「スマイルズ」)
- 空いた時間に海獣館とケニア号、時間が合えばアニマルアクションを見る
結局アニマルアクションは時間が合わなくて行けなかったのですが、それ以外は概ね予定通りに見れましたしパンダは2つの施設を何往復もしてたくさん見れたので満足でした。
ガチガチに決めるとうまくいかないこともあると思うので、絶対に見たいものだけ決めてあとは流れに任せるくらいでちょうどよさそうです。
撮影用に高倍率レンズをレンタル
万人に必要なものではありませんが、一眼レフやミラーレスを使って撮影したい方は考えておくべきなのが撮影機材。
動物園の場合は目の前に動物が来てくれることもあれば、遠くにしかいない場合もあるので、できれば高倍率ズームレンズを持っていきたいところです。
私はソニーのカメラを使っているので、タムロンの28-200mmのレンズが理想でした。
しかしあいにく持っていないのと、このためだけに買うのもちょっとなぁ…と思ってしまったので試しにレンタルサービスを利用してみました。(3泊で1万円くらい)
実際に使ってみるとまさに動物園にはうってつけのレンズで購入したくなってしまいました。必要だけど買うほどではないときや、使い勝手を確認してから購入したいときにはレンタルサービスを使うのもありですね。
チケット購入
忘れてはならないのがチケット購入です。
事前に公式のチケットストアで入園券や有料ツアーのチケットを購入しておきましょう。
ゴールデンウィーク等の混雑する時期には入園者数の制限が行われることもあるようなので、早めに購入しておくことをおすすめします。
前泊ホテル予約
今回けっこうギリギリにJALパックの申込みをしたこともあり、行きの飛行機が結構な早朝便になりました。
自宅から空港まではだいぶ距離があるので、空港近くのホテルに前泊することにしました。
早朝出発で駅や空港まで距離がある方は検討してみてはいかがでしょうか。
前泊でもしないと空港周辺を散策する機会もないので、今回泊まってみて結構楽しかったです。
いざ和歌山へ!
これですべての準備が完了したので、あとは荷造りして出発するのみです。
はじめての和歌山旅行記も更新していくので、楽しみにしていただけるとうれしいです。
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